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難敵・豪州に辛勝も 森保監督、続く綱渡り ボランチ3人、采配大きく変更 勝てたのはホームで観客増のおかげ? サッカーW杯アジア最終予選 (2/3ページ)

 それがハマった。前半8分、左サイドから南野拓実(26)=リバプール=のクロスから田中が右足で振り抜き、見事な先制弾を決めた。

 守田は後半25分、ゴール前でファウルを与え、FKを直接たたき込まれて追いつかれるも、守備にゲームメークに奮闘した。ボランチの司令塔役でもある遠藤も、何度も攻守の起点になった。

 そして同41分すぎ。左サイドで裏へ抜けたMF浅野琢磨(26)=ボーフム=が左足でシュートを放つと、相手GKは弾くのが精一杯。そのボールにFW古橋享悟(26)=セルテック、MF伊東純也(28)=ゲンク=が猛然と詰め、相手DFがクリアし切れずオウンゴールが決勝点になった。浅野と古橋は森保監督が途中交代で投入。これまでの試合と違い、交代枠もすべて使いきった。

 水面下では「森保解任」が動き出していた。技術委員会は東京五輪から続く森保監督の偏った選手起用を問題視。9月8日の中国戦勝利後には、10月のW杯予選で連敗したら解任という方向性を出していた。

 技術委ではFC東京・長谷川健太監督(56)が今季限りで退任することを察知し、後任候補としてリストアップ。しかし、11月に敵地で行われる最終予選2試合(11日・ベトナム、16日・オマーン)で森保監督を解任しても、長谷川監督の即合流は難しい。反町康治技術委員長(57)もしくは横内昭展コーチ(53)を暫定監督とするプランも浮上していたが、最大の危機を乗り切ったことで息を吹き返し、年内は何とか乗り切れそうなムードになってきた。

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