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さらば“平成の怪物”松坂大輔 期待される伝説第二章 大物へのオファーの難しさも…折り紙付きの指導者の才覚 (3/3ページ)

 同じような格のレジェンドの先例を見れば、イチロー氏(47)はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター、松井秀喜氏(47)はヤンキースGM特別アドバイザーとしてメジャーに籍を置き、日本球界に復帰しそうな気配はない。

 松坂も家族は米東部ボストン在住で、「いい思いもさせてあげられたかもしれないけど、家族は家族なりに我慢、ストレスもあったと思います」としみじみ。現役引退後も米国に拠点を置く元メジャーリーガー、上原浩治氏(46)や黒田博樹氏(46)のように、当面は日米を行き来する生活となりそうだ。

 12月4日にメットライフドームで行われるファン感謝デーでは、改めて松坂の引退セレモニーが用意されるが、こうしたイベントでは異例の有料開催。それまでは日本に滞在するため、水面下では早くも日本シリーズの解説や年末年始の特番など、テレビ出演の依頼が届いている。この日はさっそく、試合終了直後にはテレビ朝日系「報道ステーション」に球場から生出演。衆議院議員選挙の公示など目白押しのニュースを押しのけ、松坂がトップで扱われた。

 日本シリーズは出場するチーム次第で中継局も変わってくるが、中日時代の松坂は18年はテレ朝系、19年は日本テレビ系でゲスト解説を務めており、この2局が優位とみられる。

 ユニホームを脱いで迎える新しい年に向け、親しい西武OBには「12球団のキャンプ地を回って見たい」と話しているという。しばらくは評論家生活を送り、高校時代から酷使してきた体を休めることになりそうだ。

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