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巨人・原監督続投で「阿部政権」への禅譲はどうなる? 「3年契約」だったハズが…一寸先は闇

 巨人は24日のヤクルト戦(神宮)で敗れ、61勝62敗20引き分けで2018年以来3年ぶりに負け越しでシーズン終了。複数年契約を軸に来季続投が決まった原辰徳監督(63)から、阿部慎之助作戦コーチ(42)への政権禅譲は一体いつになるのか。

 ギリギリで3位確保も原政権では06年以来15年ぶりのシーズン負け越しが決まり、「こういう成績になったというのは、原因はしっかりあると思いますね」と厳しい表情で総括した指揮官。前日23日の本拠地最終戦後には、山口寿一オーナー(64)=読売新聞グループ本社代表取締役社長=から続投要請を受けた。

 あわせて元木大介ヘッドコーチ(49)の留任と、今月5日付で2軍監督から配置転換されていた阿部コーチの1軍残留も内定。「阿部君が1軍のベンチに入るということはどういうことか、本人も分かっていると思う」とオーナーは話し、2年前の現役引退時から既定路線だった原監督に帝王学を授けられ指揮を引き継ぐ方針を再確認した。

 ただ、原監督の新たな契約は複数年を軸に今後詳細を詰めるというが、年数が明示されないなら政権移譲に向けたロードマップも不透明になってくる。そもそも現政権は当初、3年契約が満了となる今オフでのバトンタッチが構想されていたように、この世界の一寸先は闇だ。長嶋監督が01年限りでの勇退を決め、そのシーズンの采配を当時の原ヘッドコーチに任せたように、今度は原監督が腹をくくって阿部コーチに指揮権を委ねられるのか。元木ヘッドとのパワーバランスも含め、来季の巨人ベンチは要注目だ。 (片岡将)

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