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33年前「10・19」の因縁再び オリックスvsロッテ、熾烈なV争い 過去に近鉄「3戦全勝」の条件打ち砕いた有藤ロッテ (1/2ページ)

 1988年に球史に刻まれる「10・19」で猛牛軍団を絶望にたたき落としたロッテが、その33年後に逆の立場に追い込まれた。優勝マジック「3」ながら残り3試合で1敗した時点で、先に全日程を終了したオリックスの逆転優勝が決まる。

 オリックスは今季最終戦の25日の楽天戦(楽天生命パーク)で、前回96年優勝時は生まれていない投打の若武者が躍動。19歳の紅林が2安打2打点、23歳のエース山本が9回完封で快勝した。

 一方、ロッテはこの日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で15失点惨敗。16年ぶりリーグVは残り3試合全勝、もしくは2勝1分けがノルマとなった。つまり敵地で27日の楽天戦に敗れれば、最短でオリックスの優勝が決定。逆にロッテが優勝するパターンは、今季最終戦30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の結果を待つ形しかない。

 歴史は思わぬ形で繰り返されるものだ。2004年オフの吸収合併に伴い、オリックスが愛称「バファローズ」を引き継いだ近鉄は1988年のシーズン最終盤、今のロッテとよく似た状況に追い込まれた。10月16日に全日程を終えた西武の勝率を上回って優勝するには、残り3試合の全勝が絶対条件。しかも因縁めいたことに、全て相手はロッテだった。

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