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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】大谷翔平よ、君の居場所はエンゼルスではない すでに「ナイスガイ」選手の仲間入り 夢のワールドシリーズV実現できる球団へ (1/4ページ)

 MLBのファンと選手に2021年シーズンで最も好感の持てる選手を投票させたら、勝者は「ベースボール・ダイジェスト」誌の2021年MVPにも選ばれた大谷翔平しかいないだろう。

 選手、コーチ、リポーターに聞いて回れば、ほぼ誰もが大谷の名を挙げるに違いない。彼の太陽のような性格が人を惹きつける。明るくフレンドリーで笑顔を絶やさず、文句を言うのは聞いたことがない。気前もいい。オールスター戦のHRダービーの賞金をスタッフに贈呈したことは有名だ。

 彼は多くのMLBスター選手が侵されるエゴイズムという病とは無縁らしい。割れたバットを拾い、自分のバッティンググローブでベースを払う。小児病棟にも喜んで訪問する。大谷に打ち取られたデトロイト・タイガーズのミゲル・カブレラ一塁手がお返しに彼の股間をつついた時も、笑って流した。根っからの野球ファンであるカリフォルニアの隣人が言うには、多くの点で大谷はできすぎ、なのである。

 大谷はすでに「ナイスガイ」として知られる歴代MLB選手たちの仲間入りをしている。元ヤンキースの殿堂入り選手で今はマーリンズCEOのデレク・ジーター氏もその一人だ。彼は礼儀正しさの見本のような人で、恵まれない若者向けのチャリティーや、薬物撲滅プログラムなどもやっている。彼を悪く言う人は見たことがない。

 最近まで大谷のチームメートだったアルバート・プホルス選手もそうだ。通算679本塁打で殿堂入りが約束されている選手で、球界で最もフレンドリーな男と言われている。若者のための活動と教育機会の提供、特にダウン症児の家族支援に力を入れている非営利団体「プホルス・ファミリー基金」を運営している。

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