記事詳細

セ・リーグ新人王 夕刊フジ記者の選考理由を大公開! 塚沢記者「栗林の防御率0点台は大魔神、球児級」 (1/2ページ)

 史上最高レベルの呼び声高い今季のセ・リーグの新人王争い。かねて本命視されてきたのが、開幕から広島の抑えを務めた栗林良吏投手(25)だ。リーグ2位の37セーブ、驚異の防御率0.86でシーズンを全うしたうえ、今夏の東京五輪でも侍ジャパンの守護神として金メダルに貢献するなどフル稼働した。10月に打率.452の猛チャージで対抗馬となったのが、こちらも開幕からDeNAのレギュラー野手として奮闘した牧秀悟内野手(23)だ。阪神の3人衆、24本塁打の佐藤輝、正遊撃手でリーグ最多30盗塁の中野、規定投球回にわずかに未達も10勝で防御率2.44の伊藤も例年なら受賞に異論の出ない成績。受賞者は5日に始まった投票によって選ばれ、12月15日のNPBアワーズで発表される。投票資格を持つ報道各社のプロ野球担当記者は、甲乙つけ難い有力候補の誰に1票を投じるか、今月16日の締め切りまで大いに悩むことになりそうだ。例年通り秘密投票で実施されるが、夕刊フジは記者の選考理由を実名で公開する。

 昨年は新人王に選ばれた西武・平良ではなく楽天・小深田に入れた。リリーフより、ほぼ全試合に出場した遊撃手の方が上という持論からだ。だがそれを覆すほど、今年の栗林はズバ抜けていると判断した。

 新人最多記録37セーブや1敗しかしていないこと以上に、やはり防御率0・86は特筆に値する。30セーブ以上で防御率0点台は、あの横浜・佐々木主浩でも1997、98年の2度だけ。阪神・藤川球児は2008年の1度きりだ。他には西武・豊田、ロッテ・小林雅、楽天・松井が各1度で、新人では初の快挙。

関連ニュース