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阪神・矢野監督“泣き”の続投にのしかかる不良債権「助っ人トリオ」 いずれも2年契約、チーム補強の足かせに (2/2ページ)

 さらに頭が痛いのが、劇的な戦力アップの手段となる助っ人の補強枠の少なさだ。昨年チーム内で新型コロナウイルス関連の不祥事が多発し、親会社の阪急阪神ホールディングス側から強い牽制を受けた阪神電鉄は、球団運営の独立性を死守したい危機感から、昨年オフに優勝を至上命題として大型補強を敢行。日米通算95勝の前ロッテ・チェン、韓国で昨季20勝のアルカンタラをそれぞれ年俸約2億1000万円で、昨季韓国MVPの両打スラッガーのロハス・ジュニアを同約2億6000万円で獲得した。しかも巨人などとの争奪戦を制するため、3人とも2年契約を結ぶという大盤振る舞いだった。

 しかし、いずれも期待外れでVの使者にはなれず。チェンは2試合1勝、左肩痛で5月を最後に1軍登板なし。アルカンタラは先発失格で中継ぎの便利屋止まり。ロハス・ジュニアは長打力が物足りず、終盤にようやく打率2割超えも右打席は1割5分弱と深刻だ。

 来季も戦力として計算できない高給不発トリオが、チーム編成で背水の矢野監督の足かせとなるのは間違いない。 =金額は推定

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