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【田代学 ダッグアウトの裏側】米大リーグ、ロックアウトで大谷「三刀流」に影響も オーナー側と選手会の交渉難航 (1/2ページ)

 米大リーグで、来季もエンゼルス・大谷翔平選手の活躍が見られるのだろうか。15日に東京・千代田区の日本記者クラブで開かれた会見の生中継を見ながら心配になった。

 実は12月1日で、オーナー側と選手会で結んでいる労使協定が期限を迎える。それまでに新たな協定が締結されない場合、オーナー側がロックアウトを行使する可能性が高いのだ。

 ロックアウトとは、簡単にいえば選手の閉め出し。球団所有のトレーニング施設が使えなくなったり、球団職員のサポートも基本的には受けられなくなったりする。その状況が来春まで続けば当然、トレーニングキャンプは中止。開幕は延期となる。

 ロックアウトになれば、オーナー側はトレードやフリーエージェント(FA)選手との交渉もしないので、補強の動きが止まってしまう。ポスティングシステムによるメジャー挑戦を認められた広島・鈴木誠也外野手(27)の移籍先も決まらない。

 米メディアの報道によれば、交渉はかなり難航している。オーナー側はコロナの影響で収益が悪化したと主張。メジャー最低年俸の引き上げ、FA権取得までの期間短縮などを求める選手会とは大きな隔たりがある。

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