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【勝者のワザ】アドレス前のルーティンで何をチェックする? 稲見萌寧は素振りでボディー部の動き確認 (1/2ページ)

 ラウンド中は、全てのショットを同じテンポ、リズムで打っていくこと。これは、ゴルフの基本であり、大切なポイントとして指摘されている。プロは、自分の打順になると、いつも同じ動作でアドレスに入っていく。これをルーティンと呼ぶのは、ご存じの通りだ。

 アマチュアゴルファーでも、ボール後方に立ち、ターゲットを見ながら素振りしてからアドレスに入っていく-とか、アドレス態勢をとり、右手でクラブを持ってフェースを打ち出し方向に直角に合わせてから左グリップを決めてテークバックに移る-といった一連の動きを毎回繰り返す人もいる。

 伊藤園レディスでシーズン9勝目を挙げた稲見萌寧(22)は、スリークオーターあたりまでバックスイングして、ヘッドの位置、フェース向きを確認しているかのような動きをとり、そこからインパクトポジションにゆっくり振り戻してルーティン動作を終え、アドレスを決めていく。

 この動きの中で稲見は、実際に何を意識し、確認しているのであろうか。トップの位置? 手首の格好? ダウンスイングへの切り替えタイミング?

 答えは、いずれでもない。正解は、ボディー部の動きである。肋骨(ろっこつ)の一番下(みぞおちの左右)をひねり上げるようにターンさせていく。これこそが、本来のボディーターンで、腹筋に力が入る。この動きに腕、クラブが連動すると、それらが体の正面からはずれることなく、余計な動きが入り込むことなくバックスイングできる。

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