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【福島良一 メジャーの旅】大谷のMVPはルース、ボンズに並ぶ偉業だ! 投打の二刀流選手としては初の受賞 (1/2ページ)

 オフシーズンに入って怒濤(どとう)の受賞ラッシュに沸くエンゼルス大谷翔平投手。その数ある賞の中で最も古く名声ある最高の栄誉に輝いた。全米野球記者協会(BBWAA)選出によるア・リーグ最優秀選手(MVP)だ。

 すでに幾つも受賞してきた「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」と異なり、MVPは「Most Valuable Player」の略。つまり個人の成績でなく、最もチームの勝利に貢献した選手に贈られる賞。そこが他賞との決定的な違いだ。

 今年のエ軍は西地区4位と低迷。しかし、セイバーメトリクス(野球統計学)の「WAR」というチーム勝利への貢献度を示す指標で、投打両方合わせると両リーグトップの9・0を記録。やはり、投打での活躍が受賞の決め手となった。

 ちなみに、1911年からMVPは始まったが、18、19年と元祖二刀流ベーブ・ルースが投打にわたる活躍を見せながら受賞はなかった。不幸にもスポンサー撤退の影響により表彰が中断されたからだ。従って、大谷が初の二刀流MVPだ。

 そのうち投手で見ると、大谷は史上21人目の受賞。特に、56年サイ・ヤング(最優秀投手)賞が制定されて以来MVPは「最高の選手」という意味合いが強くなり、投手の割合が減少。93年以降両リーグ合わせても大谷を含めて3人しかいない。

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