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焦るオリックスベンチ…敵陣にもバレバレ チーム関係者「全体的に選手、首脳陣が浮き足立っている」

 日本一に輝いた1996年以来、25年ぶりの日本シリーズで土俵際に追い込まれたオリックス。ベンチの落ち着きのなさは敵陣にもバレバレだ。

 終盤まで僅差の試合が続くが、中嶋聡監督(52)は「しっかりやれていない部分がある。接戦とは感じていない」と点差以上の力の差を感じている。チーム関係者は「全体的に選手、首脳陣が浮き足立っている。シーズン中なら先発投手をもっと引っ張るし、細かい継投もあまりなかった。それを短期決戦でいきなりやった結果、裏目に出た」と指摘。レギュラーシーズンを制した戦い方ができず、ペースがつかめないままなのだ。

 そうした空気は反対側のベンチにも伝わる。ヤクルト関係者は「シーズン中も先発投手が5、6回までしかもたなかったウチと違って、向こうはもっと先発を引っ張ると思っていた。信頼していた投手陣が思ったような投球ができなくて、ベンチがバタバタし始めるとすぐ分かる」と明かす。

 オリックスにとって26年ぶり、吸収合併した近鉄にとっては20年ぶりの顔合わせとなった天敵ヤクルトの前に、またも本領を発揮できないまま涙を呑むのか。 (山戸英州)

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