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【福島良一 メジャーの旅】まったく予想外の顔合わせ! 球史に残るメジャーの“最下位対決” (1/2ページ)

 日本プロ野球史上初となった前年最下位チーム同士の対決。日本シリーズのオリックス対ヤクルトはシーズン最後を締めくくるにふさわしい名勝負を展開。ちょうど30年前、米国での“どんじり”対決を思い出した。

 1991年、ア・リーグはツインズが20世紀初の前年最下位から優勝。一方、ナ・リーグはブレーブスが3年連続最下位から奇跡の逆転優勝。ワールドシリーズ(WS)は史上初の前年最下位同士という、全く予想外の顔合わせとなった。

 この歴史的戦いはツ軍の本拠地メトロドームから始まった。87年以来ホーム負け知らずのツ軍は“ホーマーハンキー”による熱狂的応援を受け、英国の民謡「楽しき我が家」ならぬ、「ホームスイート“ドーム”」で幸先よく2連勝を飾った。

 ところが、南部アトランタに舞台を移すと、今度はブ軍が“トマホークチョップ”で応戦し、連夜のサヨナラ勝ちなどで3連勝。ツ軍は前身のセネタース時代を含め、敵地でのWS14連敗とワースト記録を更新。一気に王手をかけられた。

 それでも、再び本拠地に舞台を戻すと、第6戦の延長11回裏に人気者カービー・パケットが劇的サヨナラ弾。殿堂入りアナウンサー、ジャック・バックの「See you tomorrow night(また明日の夜)!」という伝説の名実況も生まれた。

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