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【福島良一 メジャーの旅】まったく予想外の顔合わせ! 球史に残るメジャーの“最下位対決” (2/2ページ)

 そして迎えた第7戦。ツ軍は36歳の大黒柱ジャック・モリスに対し、ブ軍は若いジョン・スモルツが先発登板。2人の息詰まる投手戦となり、9回が終わっても0対0で決着付かず。最終戦では67年ぶり3度目の延長戦に突入した。

 飽くなき勝利への執念を燃やす“優勝請負人”モリスは続投し10回完封。エースの気迫あふれる力投に味方打線もようやく奮起し、その裏無死満塁から代打ジーン・ラーキンがサヨナラヒット。ツ軍が初の前年最下位から世界一に輝いた。

 こうして、前年最下位同士の決戦は7試合中5試合が1点差、史上最多の3試合が延長戦、4試合がサヨナラ勝ち、第7戦が史上2度目の1対0…と、まさに球史に残る“シンデレラシリーズ”となった。 (大リーグ評論家・福島良一)

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