手本にしやすい松井氏の打撃フォーム 自然体、下半身主導で「腰で振る」 (2/2ページ)

2014.02.06


打席に立つ松井秀喜臨時コーチ=宮崎県総合運動公園(撮影・山田俊介)【拡大】

 一方、イチローもメジャー移籍後は「振り子」では打っていません。現在は非常にシンプルで、高校時代の打撃フォームに近くなっています。

 私の推測ですが「振り子」はプロの球威に負けないように、という意識から生まれたのではないかと思います。そして試行錯誤の末に行き着いたのが、意外にも“原形”に近い形だったのではないでしょうか。

 かつての「振り子」の形ばかりをまねしたがる選手もいますが、現在のシンプルなイチローをお手本にしてほしいです。

 また、ワンバウンドのボール球をヒットにする技術の高さにも目を奪われますが、イチローならではのテクニックで、まねできるものではありません。

 その点、松井氏はイチローに比べると動作が固いところがあり、それだけにシンプルな打ち方を丹念に繰り返すことによって、打撃を極めることができたのかもしれません。

 日本人メジャーリーガーとして抜群の成績を残している2人は、確固とした基本を備えている点で共通しています。学ぼうとする選手は、目の付け所を間違えてはいけません。

 ■金森栄治(かなもり・えいじ) 1957年1月24日、金沢市生まれ。PL学園高、早大、プリンスホテルを経て82年に西武入団。ベストナイン1回、ダイヤモンドグラブ賞1回(ともに85年)。88年途中阪神に移籍、92年にヤクルト入り。96年限りで現役引退後はセパ5球団で打撃コーチを務めた。07−09年はBCリーグ・石川監督。2年連続死球王など殿堂級の珍プレーでも人気を博した。

 

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