抑え投手に見るペナント予想 阪神・呉はボーク疑惑 ソフトは先発陣を大量補強も…

2014.02.28


大量補強したソフトバンクだが、五十嵐ら守護神候補に不安あり【拡大】

 昨年同様に1強5弱のセ・リーグ、パ・リーグも2年連続の大混戦。キャンプで浮き彫りにされた、12球団抑え投手事情から見たセ、パのペナントレース予想だ。

 鉄人セットアッパー・山口に左肩不安が発生した時には、巨人に危険信号点滅かと思われた。勤続疲労が原因の恐れがあったからだが、目下のところ軽症で大事には至らなかったようだ。

 昨年、抑えの西村が球団新の42セーブを記録できたのはマシソン、山口の勝利の方程式があればこそ。重要な局面では抑えも務める左腕は絶対的な切り札だ。今後、左肩に再び不安が発生しない限り、2年連続で巨人の独走が続くだろう。

 2位の阪神は、韓国で通算277セーブを記録した新守護神候補の呉昇桓にオンブにダッコしようとしている。が、ボーク疑惑がささやかれる投球フォームなど、不安が一掃されていない。

 広島は27セーブのミコライオ。落合GM&谷繁新監督の新体制で4位からの浮上を狙う中日は昨年36セーブの岩瀬だが、絶対的な存在ではない。あと18セーブで通算400セーブというモチベーションはあるが、勤続疲労で往年の神通力がないのは仕方ないだろう。

 クライマックスシリーズ初出場を目指す横浜DeNA。昨季はソーサが19セーブをあげたが適材適所の人選ではない。ヤクルトは昨年10セーブの2年目石山の飛躍、故障で泣いたバーネットの復活に期待するしかない。

 パでは先発を大量補強し1強扱いされるソフトバンク。だが抑えは不安一杯だ。昨年西武で10セーブのサファテ、12セーブの五十嵐では守護神とは言えない。リーグ連覇を目指す楽天は、そのソフトバンクからファルケンボーグを獲得したが、すでにピークを過ぎて昨年は10セーブだ。

 伊原新監督率いる西武も新外国人のボウデン、昨年8セーブの大石では計算できない。最下位の日本ハムには昨年31セーブの武田久がいるが、不安定で最盛期は終わっている。ロッテの益田が昨年33セーブ、オリックスの平野は31セーブをあげているが、物足りない。

 パは守護神不在で2年連続の6球団大混戦というペナント予想は、的外れではないだろう。 (江尻良文)

 

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