巨人“キズだらけ”勝利の方程式 不安定な3人で続く綱渡り…

2014.04.18


連敗を4で止めた原監督だが、喜んでいられない事情が【拡大】

 盤石を誇った巨人の勝ちパターン継投が、16日のヤクルト戦(神宮)でまたもや崩れた。テコ入れしようにも、昨季終盤に勝利の方程式・第4の男として活躍した“あの右腕”に実戦復帰のメドが立たず、まさに八方ふさがりの状態だ。

 試合時間4時間15分。傷だらけの勝利だった。両軍ともに14安打の乱打戦を延長10回に制し、連敗を4でストップ。試合後の原監督は「ワンプレー、ワンプレー話してたら夜が明けちゃうよ」と疲労感をにじませた。

 先発・菅野は2回に打球を右腕に受けて治療を受けたが、マウンドを譲らず7回3失点の力投。だが2点リードの8回に後を受けた2番手・山口は球にキレがなく1/3回を2安打1四球で3失点。3番手・西村も相変わらずの不安定ぶりで2/3回を3安打1失点。あっさり逆転を許した。

 それでも9回に打線が再逆転。1点リードのその裏に前日15日の敗戦投手マシソンが抑え役を託されたが、2死からバレンティンに痛恨の同点ソロ本塁打を被弾。延長10回に阿部がこの日2本目のソロ本塁打で試合にケリをつけたが、勝利の方程式が3人とも失点した後味は、実に悪い。

 原監督は「うちのパターンだからね。それは明日も変わるわけではない」と断言。3投手への揺るぎない信頼ともとれるが、実はのっぴきならない事情がある。万全ならブルペンの救世主として期待が持てる沢村拓一投手(26)が、現状では全く戦力として計算できないのだ。

 昨季は先発で結果が出ず9月に中継ぎ配転。すると12試合1勝1敗、防御率0・63と好投。勝ち継投3投手の負担軽減にも貢献し、日本シリーズでもフル回転した。だが今年は春季キャンプ早々の2月3日に右肩の不安定さを訴えて戦線離脱。

 当初、本人は軽傷を強調していたが「リハビリの途中でもう1回、痛めてしまったと聞いた。その後はブルペンに入っても球威が戻らず、この状態が続くようだと最悪、メスを入れることも視野に入っているようだ」と球界関係者。

 沢村にかわる救世主が出てこない限り、勝利の方程式トリオの復調を待つしかない。しばらくは試合終盤に肝を冷やす日々が続きそうだ。 (笹森倫)

 

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