巨人・長野、役不足だ 3安打の活躍も…5年目で下位打線、歯がゆい脇役

2014.04.20


長野こそ主役の座へ。ちなみに「役不足」の意味は「力量に比べて、役目が不相応に軽いこと」【拡大】

 巨人・長野久義外野手(29)が今季3号を含む3試合連続の複数安打でチームの3連勝に貢献。だが新人時代から次代の主砲と期待してきた周囲にとって、5年目で下位打線にいる現状は歯がゆいようだ。

 開幕戦は1番を務め、それから3番、5番、7番と打順を下げてきた長野。18日の中日戦(東京ドーム)には「6番・右翼」で先発し、3ランを含む3安打の大活躍だった。だがお立ち台には今季初勝利の先発杉内と、バッテリーを組んだ新人の小林が上がった。

 小林は「きょうは正直、自分でいいのかなと思った。長野さんに申し訳ない」と話したが、長野のヒーローインタビュー嫌いはよく知られるところ。この日も「しっかり振れたのでよかったです」など数口のコメントを残して球場を去った。

 万事がこの調子だ。昨オフも阿部から選手会長のバトンタッチを打診されたが頑として拒み、原監督の説得を受けても答えは変わらず。結局は球団史上初めて、外様の村田が選手会長を引き継いだ。球団関係者は「飲み会でもとにかく気配り上手で、若手を差し置いても場の盛り上げ役を買って出るが、自分が場の中心になるのをとことん嫌がる」と苦笑する。

 打線での立ち位置もしかり。代打の切り札として活躍した大道典嘉(現ソフトバンク2軍打撃コーチ)が、新人時代の長野を初めて見てスイングの速さや飛距離に圧倒され、「初めて負けたと思った」と現役引退を決意したのは有名な話だ。

 長く4番を張ったラミレスも「いつか長野が4番を打つ時代が来る」と後継者に指名していた。その予言通り、長野は11年に巨人の75代4番に座り16試合に出場したが、翌12年以降に4番はなし。打撃の調子に合わせて、コロコロと打順を変えられているのが現状だ。

 持てる能力を考えれば、下位打線を打たせておくのは役不足。立場が人をつくるともいう。本人は脇役にやりがいを感じているとしても、今年で30歳になる生え抜きが中心選手として腹をくくるにはいい頃合いだ。 (笹森倫)

 

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