巨人、セペダどう使う? 外国人枠は満杯、守備は未知数

2014.04.22


原監督が率いる巨大戦力の中でセペダが守るポジションはあるのか【拡大】

 キューバ代表の主砲、フレデリク・セペダ外野手(34)の巨人入りが決定。だが現在1軍の外国人選手出場枠は満杯な上、指名打者でプレーしてきたので守備位置も不透明だ。国家の威信を背負って来日する大物をどう起用していくのか。

 20日の中日戦(東京ドーム)で売り出し中の若手、橋本が2ランを含む3安打3打点の活躍。巨大戦力の厳しい競争を勝ち抜いて中堅の定位置をつかみつつあるが「新しい外国人選手も獲ったし。外野ですよね? 競争も激しくなってくる。アピールして首脳陣の信頼を得ていかないと」と危機感を口にした。

 昨年、自国選手の海外移籍を容認したキューバから日本へ移籍する第1号選手として、巨人は19日にセペダの獲得を発表。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に3大会連続で出場し、打線の中軸を務めた大物と契約金5000万円、年俸1億5000万円で1年契約(金額は推定)。5月中旬にも来日予定だ。

 だが、セペダが1軍に上がってくれば、現在登録中の外国人から1人を2軍に落とす必要がある。マシソンは不調の西村に代わって抑えに配転されたばかり。新外国人のセドンも来日初登板で15奪三振の快投を見せ先発ローテーションを守っている。同じく新加入のアンダーソンは3番に定着、ロペスもチーム最多の6本塁打、18打点をマーク。いずれも重要な戦力として機能している。

 誰を外すのか。原監督は競争を打ち出すが、長嶋終身名誉監督は「キューバとは私が監督になってからずっと、選手獲得や人的交流の可能性を様々なルートで探ってきた。20年来の希望がようやく実現できた。日本、キューバ双方の野球界にとって大きな一歩」とコメントを出したほどだ。国を背負ってやって来る英雄を、2軍に置いておくのは現実的に難しい。

 守備位置の問題もある。セペダは国内リーグで指名打者を務めてきた。巨人は外野手でもプレー可能とみているが、昨年のWBCで日本代表のチーフスコアラーを務めた橋上打撃コーチは「守備は…わかりません」と苦笑。守備力が高いなら守りに就いているはずで、橋本と中堅を争う可能性は低そうだ。

 外野のレギュラーで最も守備力が劣るのは左翼のアンダーソン。キューバ出身で2009年に亡命し、米球界から日本に移って花を咲かせようとしている矢先だが…。かつて代表でも一緒にプレーした先輩と、手強いライバルとして再会することになる。 (笹森倫)

 

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