黒田の広島復帰でマエケンメジャー行き影響は? 高まる24年ぶりVムード

2015.01.06


黒田の復帰がマエケンのメジャー行きにどう影響するのか【拡大】

 今季の目玉の1つは、ヤンキースからFAとなり広島に復帰した黒田博樹投手(39)。5年連続2ケタ勝利でバリバリのメジャーリーガーの凱旋だけに24年ぶり広島優勝の声が出ているが、懸念は両輪となる前田健太投手(26)の今オフのポスティングシステムでのメジャー行きへの影響だ。

 球団関係者は「黒田、前田の2本柱は12球団一だろう」と狂喜乱舞。松田オーナーも「広島ファンに優勝パレードを見てもらいたい」と発言。早くも24年ぶりの優勝が決まったかのような、お祝いムード一色だ。

 ソフトバンク・松坂のように最初の2年間(15勝、18勝)以外は故障もあってメジャーで力を発揮できず、日本球界に復帰したわけではない。年俸21億円を提示したメジャー球団もあったのに、年俸4億円+出来高の1年契約で古巣に復帰。「黒田の男気」とファンから礼賛の声が寄せられているのもわかる。

 今オフに1年先送りになったポスティングによるメジャー入りを狙う前田にとっても強烈な追い風になる。バリバリのメジャーリーガー・黒田が大先輩として前田の悲願のメジャー行きをアシスト、という美談になる。

 同時に、黒田の復帰で優勝しても当たり前というムードが一気に高まってしまった反動がある。前田のメジャー行きのハードルも高くなってしまったのだ。先輩に負けないくらいのハイレベルの成績を残さないと、ファンから拍手喝采でメジャー行きというハッピーエンドのシナリオは完成しない。

 黒田にオンブにダッコ状態になり、しかも24年ぶり優勝も逸す事態になれば、前田のメジャー行きは再び先送りの危機に直面する。今オフにメジャー入りしたければ、楽天に初のリーグ、日本一をもたらしヤンキース入りした田中のように、改めて広島のエースとしてフル回転、自力で優勝を勝ち取る不退転の決意が必要だ。 (江尻良文)

 

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