“監督候補”の阪神・鳥谷、帝王学第1章は“火種”西岡の調教

2015.01.24


契約を更改した鳥谷は新井良(右)と自主トレに臨んだ【拡大】

 阪神の鳥谷敬内野手(33)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、5年総額20億円(推定)で更改。事実上の生涯虎戦士となった。

 今オフは海外FA権を行使しメジャー移籍に動いたが、結果的に残留を決めた。その理由については、自身がチームの中心選手となって以降、優勝できていない点を挙げ「阪神で優勝したいという強い気持ちを持った。阪神で終わりたいなという思いです」と率直に語った。

 今季は30年ぶりの日本一奪還。そして「自分の中でもこだわりを持っている」連続試合出場記録で、歴代3位の1466試合からの更新が注目されるが、プレー面以外の働きも責任重大だ。

 今回の残留では監督手形も出たという噂がある。それだけに球団OBは「現役中からグラウンド内で“監督”をやらないとアカン!」と話す。

 「これまでキャンプ中は率先して盛り上げ役を買って出るなど、リーダーシップを発揮していたが、公式戦が始まると自分のことで精いっぱいなのか、投手がピンチの時にもマウンドに行く回数が西岡や上本らと比べて少ない。背中で引っ張る印象が強いけど、これからは物言う主将として変貌を遂げてほしいよね」(同)と期待する。

 目前に迫った春季キャンプでは、さっそく初仕事が待っている。チームの“お目付け役”として、今オフに勃発した二遊間騒動の当事者・西岡を一喝することだ。

 「個性もあり、人気選手の西岡だが、その言動は表裏一体。また、素行が派手なことでも有名。一歩間違えると、チームに不協和音が生じる可能性がある。一方で、彼の実績やポテンシャルの高さは優勝には不可欠。年下の西岡を鳥谷が制御できれば、一致団結してシーズンを戦える」(同)

 虎のライバル・巨人では、2007年に主将に就任した阿部が、12年の日本シリーズのマウンドでけん制のサインを見落とした沢村の頭をポカッとたたいたことは有名な話だ。そこまではしなくても、プレー以外での鳥谷のキャプテンとしての働きぶりが、チームの命運を握るのは間違いない。 (山戸英州)

 

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