試合時間は短いほうがいい 野球の独特なテンポ…若者には「退屈」 (1/2ページ)

2015.04.12


“時短”ルールを導入したマンフレッド・コミッショナー。違反した選手には警告書を送り始めているという(AP)【拡大】

 今年からロブ・マンフレッド新コミッショナーが試合時間短縮を図ると発表。昨年は平均3時間8分だったが、今シーズン開幕日は平均2時間48分。一気に20分も短くなり、関係者たちを喜ばせている。

 1950年代、大リーグの試合は2時間20分程度で終わった。当時はピッチャーの投球間隔が短く球数も少なかった。60年代はドン・ドライスデール(ドジャース)のように敬遠四球のとき初球デッドボールという無礼者もいたらしい。

 日本のプロ野球だって負けていない。70年代に大洋の坂井勝二、中日の松本幸行両投手が先発で投げ合ったときなんか1時間50分ぐらいと記憶している。2人の“早投げ”を見たときはスコアを付けながら弁当を食う余裕すらなかった。

 しかし、日本のプロ野球だけでなく大リーグも試合時間が長くなり、平均3時間を超えるようになった。ゲームも時代とともに変わり、投手交代や球数などが多くなってきたからだ。それでも、日本と比べればスピードある展開に見えるが…。

 実は、日米双方において事情が異なる。米4大プロスポーツで野球はバスケットボールやアイスホッケーに比べて試合時間が長く、若者たちの間で退屈なゲームとみられている。それが他のスポーツに人気を奪われ、深刻な問題へと発展した。

 現代の若者にとって、野球はなじみの薄いゲームになっている。独特なテンポやリズムはまるで昔の時計の振り子のようにゆったりと動く。もし、今の時代に新しいゲームとして紹介されたら、これほど人気が出たかどうか定かでない。

 

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