「ニンジャ」健在 イチロー神業ホームイン 異例5分44秒の長時間審議

2015.04.17


腹ばいでプレートに手を伸ばしたイチロー(AP)【拡大】

 マーリンズのイチロー外野手(41)は16日(日本時間17日)、メッツ戦の4−5とリードされた7回に代打で登場。右中間三塁打を放ったあと、完全にアウトのタイミングで本塁に突っ込み、タッチをかいくぐって生還した。一度はアウトが宣告されたが、ビデオ判定でセーフとなる執念のスライディングだった。

 1死走者なしから救援右腕モンテロに対してファウルで粘り、フルカウント後の9球目に甘く入ってきたチェンジアップを鋭く振り抜いた。打球は右中間フェンス際に落ち、俊足を生かして一気に三塁へ。メジャーで初めての代打での長打(48打席目)となった。

 本当の見せ場はここからだった。次打者の二塁ゴロでスタートを切り、一度は思いとどまって途中で止まったが、再び意を決するように本塁へ突っ込んだ。

 捕手のタッチを大回りするようにかわしながら滑り込んだイチローに球審はアウトを宣告した。

 しかし、起き上がったイチローは猛アピールでビデオ判定へ。テレビでは、イチローがタッチを見事にかわすと、あきらめずに体勢を立て直し、はいつくばりながら必死に伸ばした左手の指先でわずかに捕手のタッチより早くベースに触れている場面が繰り返し映し出された。

 異例の5分44秒の審議の後、球審は両手を広げて「セーフ」。ベンチに下がっていたイチローが「どうだ」の表情で、ナインの祝福を受けた。

 結局試合は5−7で敗れたが、イチローの曲芸のような走塁に、地元テレビ局は「何というアクロバティックでアスレチックな41歳なんだ。審議が長ければ長いほど、判定はくつがえりやすい」と驚いていた。

 

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