阪神の守護神・呉昇桓投手(32)が、韓国のガールズグループ『少女時代』のユリ(25)と交際していることを20日、明らかにした。
この日の韓国メディアの報道によると、2人は昨年11月に交際を開始。韓国のみならず、ユリが来日した際には大阪でもデートを重ねていたという。
この日、呉も球団を通じてコメント。「シーズン中に野球以外でお騒がせして申し訳ありません。報道されている通り、ユリさんといいお付き合いをしていることは事実です。温かく見守って頂ければ幸いです」と交際を認めた。
突然の大物カップル誕生報道の裏側には「少女時代が22日に新曲を発売、26日にはファンクラブ主催のイベントを埼玉で開催。そのプロモーションが絡んでいる」(芸能関係者)と“大人の事情”も漂う。同時に、今季で2年契約が終わる右腕のオフの動向もクローズアップされる。
呉が昨季オフ、2年契約終了後のメジャー移籍の意思を示唆したことは記憶に新しい。一方、ユリが所属する少女時代は2007年8月に韓国でデビュー後、2010年に日本へ上陸、その翌年には全米へ本格進出している。そのため「ユリの中でも米国志向が強いのは確か」(同)という。
それだけに、愛する女性の意思を尊重した場合、あるチーム関係者は「これまで以上に、メジャー志向に拍車がかかる可能性がある」と渋い表情を浮かべる。
交際を公にしたことによるリスクもある。今後は人気球団の守護神と、人気歌手が街中でデートを楽しめば当然、日本でも騒ぎになる。「日本、韓国間の遠距離恋愛だし、両国どちらでもデートをしにくくなる。息抜きができないとなると、相当なストレスがかかり、プレーにも影響が出るのではないか」(別の球団関係者)
もっとも、今回の熱愛報道に独身の若虎ナインは「僕らも野球で頑張れば、呉さんみたいに芸能人と付き合えるチャンスはあるんですね!」と大興奮。夢を与え、発奮材料にもなっているのだが…。
想定外で浮上した「虎のストッパー問題」。解決策は見いだせるのか。 (山戸英州)