G村田、レギュラー剥奪秒読み 新助っ人一塁起用想定 井端を三塁に据えた新布陣に

2015.04.28


代打で登場した村田は右前打を放ったが【拡大】

 打撃不振が続く巨人・村田修一内野手(34)に対し、昨季から「注射」と称してさまざまなショック療法を施してきた原辰徳監督(56)が、26日・ヤクルト戦(神宮)で過去最大級の“劇薬”を投じた。

 この日は4−1で快勝。連敗を2で止め、笑顔でグラウンドを引き揚げるナインの中で1人、村田は落ち込んでいた。今季初めて先発落ち。8回に代打で登場しバットを折りながら右前打を放ったが、表情はこわばったまま。「振ったら当たった」とそっけなく、スタメン落ちには「知らん」と口を閉ざした。

 調子が上がらない大砲に、開幕25試合目で堪忍袋の緒が切れた原監督は試合前、村田のベンチスタートを明かした上で「打点が寂しい。まだ3だろ? 投手でも3打点くらい打ってる」と切り捨てた。打率はこの日で・238、得点圏では15打数2安打と頼りない。

 昨季も一時は打順を8番まで下げられ、チャンスで代打を送られるなど、原監督から荒療治を受けたが、先発を外されたのは7月の1試合だけ。昨年より3カ月も早いスタメン落ちは、奮起を促してきたこれまでの“注射”とは様相が大きく異なる。いよいよレギュラー剥奪が視野に入ったのだ。

 「走者がいるとき本当に嫌な打者」と指揮官からの信頼が厚い井端は、このところ一塁で先発してきたが、この日は村田にかわり三塁で先発。守備を無難にこなし、二塁打を2本放ちバットでもアピールした。空いた一塁には若手の中井が入ったが、一塁手の真打ちは今週中にも1軍に昇格する。打線のテコ入れのため緊急補強した新外国人のフランシスコ(前レイズ)だ。

 ドミニカ共和国出身の長距離砲はこの日、ファーム交流戦・阪神戦(ジャイアンツ球場)で実戦デビュー。「3番・一塁」で先発し初安打を放った。テレビで観戦した原監督は「ジャイアンツっぽくない野性味がある」と期待を寄せ、27日の全体練習に合流させてチェックする考えだ。

 この日は新助っ人の一塁起用を想定し、井端を三塁に据えた新布陣といえる。冷や飯へのカウントダウンを止めるには、村田は打席で勝負強さを見せるしかない。 (笹森倫)

 

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