【迷走する怪物 松坂大輔密着レポート】投球の“カタ”がハマらない 6月も変化なしの「深刻度」

2015.07.01


松坂大輔投手【拡大】

 ファームで調整を続けているソフトバンク・松坂大輔投手(34)。試合での登板のメドが立たないどころか、状態は深刻さを増している。

 6月は調整ペースを上げ、試合での登板へのステップを踏んでいくと思われた。だが、右腕は24日から約1週間、福岡県外にあるリハビリ専門機関で治療を受けるなど、30日間のうち15日間もチームを離脱している。

 その間はトレーニングを中断しているわけではなく、独自メニューで汗を流していたという。それでも、軽いキャッチボールから次のステップへ進めない。ブルペン入りは白紙の状態だ。

 「この1カ月も変化はなかったということ。現状は、調子を上げられないほど、深刻度は増しているということでしょう」(球団関係者)

 その「深刻度」の理由は肩にあるようだ。同関係者によれば、松坂は投球時に右肩が“はまらない”感覚を訴え、先月24日のウエスタン・リーグ広島戦(中津)で登板を回避した理由も、これにあるという。

 元投手の球界関係者は「投げる際に、上体と振る腕に連動感を得られない。そんな感覚を“肩がはまらない”といっているのでは。だからこそ葛藤の毎日なのかもしれない」と解説する。

 この感覚は「梅雨時期には特につらくなる。また、日によって感覚が違うため、調整も慎重にならざるをえない」と強調する。

 そんな“感覚”が復帰ロードを足止めしているのか。チームは独走態勢を固める一方で、松坂は長いトンネルをさまよっている。 (スポーツライター 梶原昌弥)

 

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