細身のヤクルト・山田が打球を飛ばせるワケ “一本足打法”と驚異的確率の100点満点打撃 (2/2ページ)

2015.09.17


山田は15日・DeNA戦の3回に右翼線二塁打を放った【拡大】

 あの細身の体格(180センチ、76キロ)であれだけ本塁打を量産するのは、なかなかできることではない。スイングも豪快というわけではない。そういう意味でプロ野球の歴史上、例のないタイプの本塁打王になる。

 秘訣の1つは、左足を大きく上げる“一本足打法”にあると思う。大きく体重移動することによって打球を飛ばす。

 ボールを完璧にとらえる確率が普通ではない。僕の現役時代や、西武・中村のような典型的なホームランバッターは、多少詰まってもパワーでフェンスの向こうまで持っていけるが、山田の場合はボールを前寄り(投手側)の絶好のポイントでとらえたときに、はじめて本塁打が生まれる。

 1、2番タイプの小柄な打者もベストスイングができたときに年間で数本の本塁打が飛び出すが、山田はそれが驚異的な確率で起こる。100点満点の打撃が何回もできる。打率が上がるのも当然で技術の高さに目を見張らされるばかりだ。

 ■山崎武司(やまさき・たけし) 1968年11月7日、愛知県生まれ。愛工大名電高からドラフト2位で中日入り。以後オリックス、楽天、再び中日と渡り歩き昨年限りで引退。中日時代の96年に本塁打王、楽天時代の2007年には本塁打・打点の2冠王に輝いた。27年間で通算1834安打、403本塁打、1205打点。後輩の面倒見のいい親分肌で、愛称はジャイアン。

 

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