【選手・清原和博 裏番行状記】3年目の∨旅行であわや転落死…奇声を発しベランダ突進 この時期からすでに疑い

★西武編

2016.02.13

プロ1年目の1986年4月5日・南海戦でプロ1号を放った際のハツラツとした姿
プロ1年目の1986年4月5日・南海戦でプロ1号を放った際のハツラツとした姿【拡大】

 西武時代にさまざまな“暴走”ぶりで周囲を慌てさせた清原和博容疑者(48)。この時期に、とても普通の状態ではありえない“奇行”も披露している。

 1988年12月。プロ3年目で出場した中日との日本シリーズでチームは3年連続日本一を達成。その“ご褒美”で参加した米ハワイ優勝旅行で、命を落としかねない“暴挙”に出た。

 ある夜、外出先からホテルの自室に戻ってきた際、視線が定まらず異様に高揚した表情で意味不明な言葉を叫びながらベランダへ突進、防壁を飛び越えようとしたのだ。

 部屋はホテルの高層階にあり、放っておけば転落死は免れない。同室だった先輩選手はあわてて制止。「飛び降りようとする力がもの凄くて、自殺行為そのもの。こっちも一緒に死ぬ覚悟で、清原を力ずくで部屋へ引き戻した」と証言する。

 この行為は当時の球団管理部長で清原容疑者の“ブレーキ役”だった故・根本陸夫氏らフロント陣に報告された。元球団幹部は「話を聞かされて仰天した。何かドラッグでもやっているのではと思った」。薬物使用を疑う声は、この時期からあがっていた。

 また、銀座、六本木、西麻布界隈を拠点とした夜遊びが派手になっていったのは、この時期からだという。“反社”勢力との接触を心配した根本氏は「キヨ、お前を信用しているが、周囲の人間を疑心暗鬼にさせるような場所には足を向けちゃいかん。分かるな」と事あるごとに自宅へ呼んで諭した。それにもかかわらず、清原容疑者は夜の街で豪遊を重ね、数度の女性とのトラブルを起こし、96年オフに巨人へ移っていった。

 2014年1月。前出の元球団幹部のもとに1本の電話が入った。声の主は根本氏と付き合いが深かった警視庁の元刑事。「清原が覚醒剤をやっとる。内偵が入っているからやめさせた方がいい。常習で100%クロや」。慌てて清原容疑者に連絡しようとしたが捕まらなかったという。

 「若いころから周囲の忠告を守っていれば道を踏み外さず逮捕はなかった。巨人に行かなかったら、今ごろは西武の監督よ」。元幹部は無念の表情で、そうつぶやいた。 (スポーツライター 梶原昌弥)

 

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