17日、2次キャンプ地の名護市に入った日本ハムを約300人の地元ファンが出迎えた。
昨春までは約1カ月間の滞在で、10億円近い経済効果をもたらしていたが、今春はアリゾナで1次キャンプを張ったことで名護での日程が短縮。当地に落ちるお金も減ることは必至だ。
これまで市内の歓楽街には選手や関係者がキャンプ休前日に繰り出していた。キャバクラでは店内の混雑に対応するため、那覇から臨時で女性従業員を呼び寄せるなど臨時シフトを組んでいた。だが「今年はそれも必要なさそう」(関係者)。チームの“名護離れ”の影響は、街の中に少しずつ表れ始めているようだ。