巨人・菅野が絶対エースになるために足りないのは好敵手 最も近いのは1歳上の守護神・沢村拓一だが (2/2ページ)

2016.08.31

菅野に必要なのはライバルの存在だ
菅野に必要なのはライバルの存在だ【拡大】

  • <p>西本聖(左)と江川卓</p>
  • <p>左から斎藤雅樹、槙原寛己、桑田真澄</p>

 私がヘッドコーチを務めていた頃は、斎藤雅樹(現巨人2軍監督)、桑田真澄、槙原寛己の3本柱が全盛。さらに水野雄仁、木田優夫もいて投手陣は充実していた。この5人は全員高卒のドラフト1位入団。それぞれのプライドが火花を散らしていた。

 だからこそ菅野にもライバルが必要で、存在すればもうひと皮むけるはずだ。先日、球場で槙原と顔を合わせたが、「僕の現役時代は気が楽でした。自分がダメでも他の投手が勝つ。実際、連敗の少ないチームでした。その点、菅野は自分1人でチームを背負う意識が強く、コースぎりぎりを狙いすぎるなど投球が窮屈になり、雰囲気も重い気がします」と語っていた。そういう面もあるかもしれない。

 今のチームでは、田口が勝ち星こそリードしているが実力、実績、存在感のどれを取っても菅野とはまだまだ差がある。現状でライバルに最も近いのは、1歳上の守護神・沢村拓一ではないか。

 先発と抑えではライバル関係になれないということはない。沢村の球速、潜在能力は菅野に匹敵する。まだ発揮し尽くされていないだけだ。今季、救援に失敗し菅野の白星を消したことが何度かある。「ライバルだからこそ菅野の白星は意地でも消せない」という意識で投げた方がいい。

 クールに振る舞うことが、今どきの子の気質なのかもしれないが、巨人の選手には沈滞ムードが漂う今だからこそ、敵にもチームメートにも対抗意識をむき出しにしてほしい。 (夕刊フジ評論家・須藤豊)

 

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