大谷翔平のメジャー移籍を容認する日ハム球団事情 (1/2ページ)

2016.12.13

 今オフで最も注目された契約更改は、まさかの“逆サプライズ”となった。「二刀流」でチームの日本一に貢献し、投げては球界最速165km、打っては3割・20本塁打、胴上げ投手からMVPまで獲得する前代未聞の活躍を見せた大谷翔平(22)が、たったの7000万円アップの2億7000万円でサインしたのである。

 さらに注目すべきは日本ハムが来オフ以降のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認する姿勢を見せたことだ。大谷は会見で、

 「大リーグに行きたいと思った時に自分の意志を尊重し、応援してもらえるのは嬉しい」と明かしている。球界の至宝の“流出”が簡単に認められる背景には、日ハムの球団事情がある。

 「巨人や阪神、ソフトバンクなどでは選手の年俸総額に事実上、限度がありません。人気球団は放映権料やグッズ販売で収入があり、甲子園球場やヤフオクドームなど親会社が球場の営業権を持っているので、観客動員増がそのまま収益につながる。

 それが日ハムの場合、札幌ドームの高額な利用料もあり、球団の収入には限界がある。そのため年俸総額にキャップを設けざるを得ない。予算は25億円といわれ、査定は絶対評価よりチーム内のバランスが優先される」(球団関係者)

 つまり、大谷が活躍すればするほど、日ハムはそれに見合う金額が払えなくなり、メジャー移籍が確実になるということだ。

NEWSポストセブン

 

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