“薬物報道”清原氏、「低血糖」原因か 「糖尿病」治療薬の副作用で…

2014.03.08


異変が伝えられる球界の番長。薬物疑惑の真相は…【拡大】

 球界の番長こと元プロ野球選手、清原和博氏(46)にかけられた薬物使用での緊急入院疑惑。報道した週刊文春に対し、清原氏は「糖尿病」の治療と反論し、訴訟で対抗する姿勢をみせている。ただ、気になるのは、同誌が関係者の話として伝えた目がうつろで、ろれつが回らず、突然体が震えだし、急に汗が噴き出したなどの番長の近況だ。確かに危ない薬の禁断状態を連想させる症状ではある。専門家はどうみているのか。

 薬物中毒による禁断症状と、糖尿病に関する諸症状。実は意外と似かよっているという。

 日本糖尿学会糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京都大田区)の辛浩基院長は、治療に用いられる薬の副作用を例に挙げ、次のように解説する。

 「糖尿病の治療薬には、いろいろな種類があるが、中には、薬の副作用として低血糖症を引き起こすこともある。低血糖症では、意識がもうろうとして、汗が噴き出す、動悸がする、震えや、足に力が入りにくくなって歩きづらいなどの症状が出る」

 そもそも糖尿病は、血糖をコントロールするホルモンの一種、インスリンの量が減り、血糖値が上昇する慢性の高血糖状態の代謝疾患。治療でインスリンを投与すると、高血糖状態は正常に戻るが、インスリンが効きすぎると低血糖症になる。

 「インスリン製剤だけでなく、SU剤(スルホニル尿酸薬)といった経口血糖降下薬でも、低血糖症を起こすことはある」(辛氏)というから結構危ない。

 薬物中毒などに詳しい医師の日向野春総氏も「処方された薬を摂取し忘れたり、摂取する時間を間違ったりしても低血糖症になる。その症状は薬物中毒と似た状態」と指摘する。

 「糖尿病は軽度だと入院を必要としないが、重度だと食事療法、トレーニングなどの指導で3〜4日、CT(コンピューター断層撮影)やMRI(核磁気共鳴画像法)など合併症の可能性を検査するなら1週間くらいは入院しなくてはならない。清原氏は6日間入院したというが、重度なら矛盾する期間ではない」(日向野氏)

 文春は、清原氏の親しい友人の話として「覚醒剤などの薬物の禁断症状に苦しんでいる」などとも報じた。

 覚醒剤による中毒患者の特徴については「体に取り込むと、食欲がわかなくなるため痩せていく。顔面の脂肪が減少することから、眼光が鋭い顔つきになっていく」(同)と話す。

 現役時代とは真逆の肥満体型になってしまった清原氏。その風体をみる限り、周囲を心配させるさまざまな奇行や症状は、糖尿病を原因とする低血糖症のようにもうかがえるが、果たして…。

 

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