おかしいぞ近頃の大相撲 「ダメ押し」「張り手の応酬」「危険なかち上げ」 (2/2ページ)

2014.07.29

 一時は絶大な人気を誇った安倍晋三首相は、集団的自衛権をめぐる強引な手法で支持率を大幅に下げたという。権力にあぐらをかいてやりたい放題は白鵬にも相通じるものがある。そのうち、朝青龍みたいな嫌われ者になっても仕方ない。

 名古屋では、さらに大砂嵐の立ち合いの乱暴なかち上げが話題になった。5日目に鶴竜、6日目には日馬富士と連続金星を奪ったのはいいが、稀勢の里が鼻血を出し千代鳳が軽い脳しんとうを起こすなど被害者も出ている。

 まともなかち上げは肘を内側に抱え込むように、相手の胸からあごのあたりを肘で突き上げていくものだが、大砂嵐のそれは我流そのもの。危険な肘打ちでしかない。

 さすがに、師匠大嶽親方から注意されたようだが、その前に協会から厳重注意すべきだった。協会はかつて乱れた立ち合いを正常な形にしようと全力士、行司を集めて研修会を何度も開いた。乱暴な取り口も、この辺で手を打たないと「上がやっているからいいだろう」と、若い者にまで蔓延するばかりだろう。

 礼に始まり礼に終わり、相手を敬う気持ちがあれば、むやみに顔を狙った攻撃などできない。早急に研修会を開いて改めて「相撲の心」を全力士に植え付けてほしい。(作家・神谷光男)

 

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