相撲協会大損失 26歳・栃乃若の早過ぎる引退 八百長問題、暴行事件で不信感覚え (1/2ページ)

2014.12.24


突如、引退を表明した栃乃若。その理由は【拡大】

 あまりにも唐突な引退で、驚いたファンも多かったろう。先週、26歳の若さで力士の栃乃若(本名・李大源さん)が日本相撲協会に引退届を提出した。

 兵庫・報徳学園高3年で高校横綱になり、鳴り物入りで春日野部屋に入門、平成19年初場所で初土俵を踏んだ。195センチ、177キロという堂々たる体格で、平成24年春場所では前頭筆頭まで番付を上げ大関候補の声もかかったほどの逸材だ。

 父親が在日韓国人、母親が韓国人の在日三世で幕下では本名の李で土俵に上がり「史上最短しこ名」「呼び出し泣かせ」として話題にもなった。

 けがや病気もないのに一体、なぜやめたのか。16日の会見では「長い間、周囲の期待に応えられず、ふがいない相撲ばかりの自分を許せなくなった」と引退の理由を語った。7月の名古屋場所から負け越しが続き、先月の九州場所では東前頭15枚目で3勝しかできず、初場所の十両転落は必至だった。

 かといって、まだまだ巻き返せる年齢。中学時代から栃乃若に注目し、「協会の財産になる逸材」と5年がかりでスカウトした師匠、春日野親方(元栃乃和歌)にとっては「青天のへきれき」だったのも無理ない。

 おとなしい性格の栃乃若に「内に燃えているものを出してほしい」と、読みは自分と同じしこ名を幕下途中からつけさせたのも期待が大きければこそだろう。しかし、相撲の取り口をめぐって師弟の考え方は食い違っていたとかで「(指導に)疑問があったことに気付いてあげられなかった」と親方は言った。

 「立ち合いで立った瞬間、棒立ちになる大きな欠陥があり、それが直せなかったのは親方の指導力のなさといわれても仕方ない」という関係者の声も聞かれた。

 

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