東京オリンピック追加種目入り目指す「空手」 競技ルールは?

2015.08.05

 2020年東京オリンピック開催をむかえるなかで注目を集めているのが、正式種目になる追加スポーツの選定だ。

 野球やソフトが本命視されているなかで、オリンピック関係者の間で話題なのが「空手」だ。 

 一般的に空手と聞くと、直接打撃(フルコンタクト)で繰り広げられる勝負だというイメージをもつ人が多いと思うが、東京オリンピックの追加種目候補として空手を薦めている全日本空手道連盟のルールは、フルコンタクトではなく、「寸止め空手」だ。 

 寸止め空手は攻撃部位に対し、寸止めで技を決め、勝敗を争うものだが、そこで問題となっているのが、国内外問わず多くの競技人口をほこるフルコンタクト空手を競技に加えなくても良いのかという問題だ。

 このフルコンタクトの空手界には「新極真会」(国内10万人、世界2000万人)と「極真会館」(会員数2万8000人)という二つの大きな団体がある。

 二つはもともと、マンガ「空手バカ一代」で主人公として取り上げられた国際空手道連盟の大山倍達総裁のもと、一つのフルコンタクト系の団体だったが、現在は2つの団体に分かれている。

 新極真空手の緑健児代表率いる「全日本フルコンタクト空手道連盟」(公益社団法人JFKO)は「レスリングがグレゴローマンとフリースタイルのルールが二つあるように、オリンピックの空手でも寸止めとフルコンタクトの二つのルールを用いるべき」と主張している。

 また空手関係者によると「一般的にルールが分かりにくいといわれる全空連の寸止め空手だけが採用されるのは種目選定の重要なポイントであるルールの分かりやすさという部分を考えても疑問に思う」と話す。

 開催地に選ばれた今、空手界全体の発展を考えても一般的にルールのわかりやすいと言われるフルコンタクト空手と寸止め空手の二つのルールでオリンピックを迎え、双方の種目で日本選手が金メダルを獲得している姿を見たい人も多いはずだが、どう決着するか。

 

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