覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)に関して衝撃情報が飛び出した。巨人でチームメートだった元投手、野村貴仁氏(47)が11日、夕刊フジの取材に応じ、「現役時代、(清原容疑者に)覚醒剤を渡した」と証言したのだ。また、野村氏と野球賭博で巨人を解雇された元投手、松本竜也氏(22)との意外な接点も浮上した。
「ああ、オレや。オレが渡したんや」
同日夜、高知市内の自宅で取材に応じた野村氏。清原容疑者に覚醒剤を譲渡したことがあるか、との問いかけにあっさりとこう話した。
オリックスや日本ハム、大リーグのブルワーズで中継ぎ投手などとして活躍した野村氏は、1998年から2001年まで巨人に在籍。4年間チームメートだった清原容疑者とは“クスリ仲間”でもあったという。
「ちょっと今は頭がボーッとしてて詳しい話はでけへんけど、清原(容疑者)に頼まれてオレが(覚醒剤を)調達してやっとった」
野村氏は現役引退後の06年10月、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕・起訴され、有罪判決を受けた。清原容疑者の逮捕後、日本テレビなど複数のメディアの取材を受けるなかで、同容疑者から覚醒剤を渡していたことを警察に供述していないか、との「探りの電話」があったなどと証言している。
実際にこのような電話があったのか確認すると、「報道の通りや」と認めた。