父が明かした「高安」のルーツ 西暦600年代、大化の改新の時代からある由緒正しい名字 大関確実で“しこ名問題”浮上も本名貫くか…

2017.05.30

高安は三賞表彰式前に、殊勲賞の御嶽海(左)らと談笑
高安は三賞表彰式前に、殊勲賞の御嶽海(左)らと談笑【拡大】

 ■大相撲夏場所 千秋楽

 “しこ名問題”の行方がひそかに注目されている。高安(27)=田子ノ浦=は大関照ノ富士に小手投げで敗れたが、11勝4敗で2度目の技能賞を受賞。大関昇進のノルマとされる3場所合計33勝を上回る34勝を挙げ、31日に開かれた名古屋場所番付編成会議と臨時理事会で、大関昇進が正式に決まった。

 平成生まれで日本人初の大関となった高安は、本名のまま土俵に上がり続けてきた。しかし「遠藤」などと違って珍しい名前のため、本名をしこ名にしていると知らないファンも少なくない。

 父・栄二さん(66)は「昔、大阪に高安村(現在の八尾市)というのがあって、ご先祖様はそこです。天智天皇(中大兄皇子)のころからある名字だそうです」とルーツを明かした。西暦600年代の大化の改新の時代からある由緒正しい名字で、後援者からも、このまま変えないでほしいという声が挙がっている。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は改名について「特にまだ考えていません」。現役では宇良、正代がしこ名っぽい本名で土俵に上がっているが、大関以上になると出島、北尾(横綱昇進時に双羽黒に改名)、本名のまま綱を張った輪島がいるだけだ。

 十両まで本名の「萩原」だった兄弟子の稀勢の里は、新入幕の際に先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)が満を持して「稀勢の里」と命名。ところが高安は2011年名古屋場所で幕内に昇進しても、なぜか変わらなかったのも“歴史の力”が働いたのだろうか。

 フィリピン出身の母・ビビリタさん(54)と連日国技館に通った栄二さんは「甘えっ子だった子供を、温かく、厳しく育てて、心の折れない強い人間にしてくれた先代の親方とおかみさんに感謝しています」と頭を下げた。

 「目指すところは力士となったら同じ。どこまでできるかわからないけど、夢を追いかけてほしい」と息子にハッパ。こうなったら横綱に昇進し2代目隆の里を襲名するのも“あり”か。 (塚沢健太郎)

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。