−−仰天性態−−
〜風俗にハマるオンナたち(3)〜

ハプニングバー

◇何かを期待し“禁断の遊び”でモヤモヤ解消

 「店の中で、Hまでしちゃったのは1人。店から一緒に帰る途中、ホテルに行った人が1人です」−。ハプニングバー『オープンハート』(東京都多摩市)の常連でOLのマキさん(22)=仮名=は打ち明ける。

 数年前から、六本木や新宿など繁華街に登場し始めたハプニングバーとは、単身の男女やカップルが店内で“エッチなことをしてもいい”という店。今夏、開店した『オープンハート』は来店時、“お通し”としてコンドームが渡され、マスターが「ここで使っても、後で使ってもいい」と声をかけるのだという。

 店内は畳10畳ほどの絨毯敷き。大きなソファーとカウンターバーがあるほか、「お仕置きベット」と呼ばれる両手両足を拘束できるエアマットやバイブレーター、女性向けの大胆なコスチュームなど“グッズ”も用意されている。

 「この前はSMサークルの団体さんが来て、偶然、来ていたMの常連さんが女王様にいじめられて盛り上がりました」(マスター)

 また、ソファー席で2組のカップルが相互鑑賞するようにHを始め、そんなシーンをカウンター席の男が見ながら飲んでいたり、1人で来た女性を男性客がイタズラしたこともあったという。

 もっとも、必ずHな出来事があるとは限らないのが“ハプニング”たるゆえん。利用者が男性客だけで「みんなで猥談をして、終わる日もあります」(マスター)。

 実際、六本木のハプニングバーに行った40代の男性会社員は「ずっと待っても何も起こらなくてつまらなかった。もう行きません」と嘆く。

 『オープンハート』は会員制で、男性は身分証の提示を求められ、入会金8000円と平日8000円、休前日や土曜日は1万円の利用料を払う。ただ、単身女性は身分証提示も不要で、料金は常に2000円。カップルも入会金が5000円、利用料も5〜6000円で済む。

 雑誌に何度か紹介されたが、同店はネットで宣伝しているだけながら、開店約2カ月で、男性会員約100人、女性会員約30人にまでなった。

 経営的には「すでに採算はとれている。普通のバーでは、こんなに早くお客さんがつかない」(マスター)。

 前出のマキさんは“危険な店”に足を踏み入れた理由をこう話す。

 「恋人が転勤で遠くに離れてしまい1人で家にいると、どうしようもなく寂しくて…。恋人ではなくて一晩限りの人がいないかなっと思った。欲求不満? ええ、ハッキリいえば…」

 店を知ったのは偶然だった。

 「ネットで地元の掲示板に、こんな店ができたと書いてあった。雑誌とかでハプニングバーは知っていたけど、都心まで行く気もなかった。自分の生活圏にでき、店のHPを見たら、なんかオシャレで…。嫌なことはしなくてもいいと書いてあったんで、それなら怖くないかなって思った」

 結果、マキさんは「7、8回は行った」という常連になり、店内ではコスプレをして男性客にイタズラされ、気に入った男性と最後の一線も越えたり、お持ち帰りもされてしまったという。

 “禁断の遊び”を知ってしまったマキさん。『恋人が近くに戻っても店に行きたいか』と尋ねると、「それもありですね」と笑顔をみせた。

(伊藤 猛)


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