《zak女の雄叫び お題は怖〜い話》代理出産問題が突きつけるもの (1/2ページ)

2014.08.22


 ダウン症児の引き取りをめぐって、依頼主のオーストラリア人夫婦と対立しているタイ人女性。最近の代理出産のニュースは衝撃を与えている(共同=AP)【拡大】

 ここのところ代理出産がらみで、タイ発のニュースが注目を浴びています。豪州夫婦が代理出産でもうけた双子のうち、ダウン症の男の子をめぐり「見捨てた」「奪われた」と代理母と主張が真っ向から対立している問題。そしてもうひとつは、日本人男性(24)がからみ、代理出産で産ませたとみられる乳幼児がバンコクで保護され、少なくとも15人もの「兄弟」が存在するとして、物議を醸しています。

 どちらも報道をみただけでは、何が真実なのかわかりません。ただ、代理出産ビジネスが手広く行われているにも関わらず、タイには明確な法律がなかったことも、事態をややこしくしているとはいえそう。

 とはいえ、代理出産についての議論が未熟な点においては、日本も大差はないでしょう。代理出産をめぐる法は未整備で、日本産科婦人科学会が「原則禁止」の見解を示しているだけ。日本人夫婦も海を渡って代理母に依頼するケースは続出しています。晩婚・晩産化でいまや不妊治療大国にも関わらず、日本においても代理出産問題は、棚上げされてきたのです。

 そしてこの手の話は想像以上に身近です。仕事にかまけて「どうやらそろそろタイムリミットが迫ってきている」と子作りに励むもなかなか授からない−。「もし、このまま子供ができなかったら」という焦燥感は多くの夫婦にとって、ひとごとではありません。

 ニュースを横目に代理出産を「選択肢としてありでは」と思いつつも、では自分が選択するかとなると、躊躇(ちゅうちょ)する人は少なくないのでしょうか。かくいう私も「どうしても自分の子供がほしい」気持ちは、実は理解できる。と思いつつ、代理出産そのものには違和感をぬぐえない一人。

 

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