《zak女の雄叫び お題は怖〜い話》橋本聖子、高橋大輔“キス騒動”をめぐる男女不平等 (2/2ページ)

2014.08.29


ネット上では“セクハラおばさん”と批判されている橋本聖子氏【拡大】

 だが、橋本氏が日本スケート連盟会長やJOC理事などの要職にあることや、高橋選手より20歳以上年上であることを踏まえれば、彼があからさまには拒否しづらい立場にあることは容易に想像できる。拒否の仕方がまずければ根に持たれて冷遇され、選手生命に関わってくる可能性もある。

 さらに、首へのキスをとらえた写真は、橋本氏が強引に抱き寄せているように見えるし、高橋選手はのけぞりながら顔を背け嫌がっているように見受けられる。酒席だったというから、嫌だったとしても、橋本氏に恥をかかせたり場の雰囲気を壊したりしないよう苦慮したのではないか。

 問題はそれだけではない。高橋選手が「悲劇のヒーロー」としてもてはやされてばかりかというと、そうでもないのだ。一部では、高橋選手がソチ五輪の代表枠をめぐって小塚崇彦選手と争ったことにふれ、「高橋は『枕営業』で選考を乗り切ったのではないか」といった疑念を持たれる事態に発展している。

 騒動に直接関係のない政界関係者らも、とばっちりを受けている。橋本氏が厳しい処分を受けない「男女不平等」を分かりやすく説明するためのたとえ話として、「東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が、フィギュアスケート女子の浅田真央選手にキスをしたら」「(漫画好きでサブカルチャーに好意的な)麻生太郎副総裁兼財務相が、女性アイドルにハグをしたら」などと実名を挙げられたからだ。

 男性は女性に比べ、パワハラ・セクハラ被害から守られにくい状況にあるように感じる。それを知ってか知らずか男性に手を掛けるなんて、それらに思い悩んだ経験が少なからずある女性からすれば人間性を疑うし心底ぞっとする。そんな女性リーダーが「男女平等」のもとに守られるなんて、ちゃんちゃらおかしいではないか。(蜂)

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 子供の頃から常に実年齢より年上に見られてきたのに、ここ半年、突然年下に見られることが増えてきたことに戸惑いを隠せないアラサー記者。

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【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。8月のお題は「怖〜い話」です。

 

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