《zak女の雄叫び お題は夜長》お邪魔虫の夜回り取材で分かる役員夫人の実力 (1/2ページ)

2014.09.10


記者稼業に欠かせない夜回り取材。取材先の優しい一言にほろりとさせられることも【拡大】

 新聞記者と言えば、朝駆け夜回り。一般の方には想像しにくいだろうが、取材したい相手の家の前で、朝に家から出てくるところや夜に仕事から帰ってきたところを待つ。前時代的な仕事の仕方のようにも思えるが、こういった地道な仕事にこそ収穫は多い。

 経済部であれば、夜回りに行く相手は、上場企業の社長や役員がほとんど。昔は家に入れてくれる人も多かったと聞くが、最近は家に入れてくれる人はかなり貴重。私の経験でも、企業の幹部で家に入れてくれた人は一人だ。

 もちろんその人のお人柄もあるが、新聞記者にとって取材相手を観る場合、最も大事なのは喋(しゃべ)る人なのか喋らない人なのかということだ。言葉を一言投げかけて、どんな言葉が返ってくるのか。人によってさまざまだ。

 あえてバカっぽく冗談を飛ばして反応を見ることもある。そのときに乗ってくる人なのか。乗ってきてくれる人の方が好ましい。サービス精神が旺盛な証拠だ。向こうも新聞記者を選ぶが、どの取材相手が喋る喋らないというのはある程度、記者の間では共通している。

 情報を得るのが上手な記者は喋る相手を探しだすのが上手だ。新しい担当の持ち場に配属された後、その喋る相手をいかに早く、いかに多く探し出すかが記者の情報収集力を左右する。社長や役員となると昼間になかなか会わせてもらえないので、夜に行って、その人の喋る“可能性”を探る。

 取材相手を観る上で意外な要素になるのがご夫人の存在だ。単身赴任でない限り、夫人が家にいることは多い。家の前に到着すると、とりあえず勇気を出して玄関のベルを鳴らす。

 

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