中国共産党の毛沢東が大規模な政治運動「文化大革命」(1966〜76年)を発動してから16日で50年となったが、公式行事は行われなかった。習近平指導部は大混乱により約1千万人が死亡したとされる共産党の失政に注目が集まり、一党独裁体制への批判が高まることを警戒している。
中国の主要紙や中央テレビは文革に一切触れておらず、当局が厳しい報道規制を敷いているとみられる。党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)は、海外メディアが配信した毛が写った写真の説明文で「発動50年」を伝えた。
大学関係者によると、内部での研究会開催も禁じられた。
インターネット上には「歴史が残した困惑と恥辱だ」「発動した責任者による謝罪が行われていない」「生きている間に客観的な評価を目にできるのだろうか」などの書き込みがあったが、次々と削除された。(共同)



