インサイドからボールを打ち抜くための備え トーナメント・オブ・チャンピオンズ優勝、ハリス・イングリッシュ

 【勝者のワザ】

 ハリス・イングリッシュがトーナメント・オブ・チャンピオンズをプレーオフで制した。8年ぶりのツアー3勝目だった。191センチの長身で、しなやかなスイングの持ち主だ。

 USPGAツアーの選手に限らず、プロのスイングは多種多様であり、どのスタイルが正しいのかには正解が見当たらない。確実に言えるのは、それぞれが自分の体格、骨格、関節可動域、柔軟度に応じて最適な動きを身につけているということ。

 イングリッシュはストロンググリップで、トップスイングでの左手首は、わずかに甲側に折れた状態を保っている。はやりの左手掌屈、右手背屈の格好ではない。アドレスでのグリップをキープしてスイングするタイプということになる。ロリー・マキロイと同じ動きになっている。

 アマチュアゴルファーでも、左手首が甲側に折れているタイプがいる。こうすると、アウトサイドインのカット打ちで、スライスになりやすい。そう指摘されている人も少なくないのではないだろうか。

 実は、この格好だけで、そんな結論を出すのは間違っている。実際、イングリッシュは、ダウンスイングでインサイドからボールを打ち抜いている。

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