ただ、6月29日の出馬会見は、韓国の独立運動家、尹奉吉(ユン・ボンギル)の記念館を選んだ。尹奉吉は、民間人を含む多数の日本人死傷者を出した上海天長節爆弾事件(1932年)の無差別テロ犯である。
加えて、尹氏の義母に2日、詐欺罪などで実刑判決が言い渡された。国民健康保険公団から医療給付金22億9000万ウォン(約2億2000万円)をだまし取ったという。選挙戦への影響は避けられそうにない。
隣国の大統領選をどう見るか。
ジャーナリストの室谷克実氏は「李、尹両氏とも、対日強硬姿勢を止めれば国民の支持が得られないことは分かっている。現段階で、どちらが大統領になっても、韓国の『反日』は変わるはずもなく、日韓関係も変わらない。変える必要もない」と指摘している。
【韓国による主な「反日」暴挙】
・韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」
・韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件
・日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定
・いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐる異常判決
・自衛艦旗(旭日旗)への侮辱
・日本EEZ内で海上保安庁調査への中止要求