人身事故で有罪判決
東京五輪競泳男子200メートルバタフライ銀メダリスト、本多灯(24=イトマン東進)の選手キャリアが窮地に立たされている。今年9月に自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪で有罪判決(拘禁刑1年、執行猶予3年)を受けたことに対し、日本水泳連盟が11月4日、1年9カ月の競技者資格停止とする処分を決定したのだ。処分の内容は書面で郵送され、本人に届き受け取りを確認した日から有効、停止処分は少なくとも2028年8月まで。これにより同年春に開催予定の選考会には出場できず、7月開催のロサンゼルス五輪への道は事実上閉ざされたことになった。ネット上では「事実上の引退勧告」「厳しすぎる」などさまざまな反応が飛び交っている。
| 氏名 | 本多 灯(ほんだ・ともる) |
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| 生年月日・出身 | 2001(平成13)年12月31日生まれ、横浜市出身。身長173cm。 |
| 所属 | イトマン東進(2024年4月1日 株式会社ナガセ入社) |
| 経歴・実績 |
幼稚園時代に兄の影響を受け、水泳を始める。日大藤沢高校から2020年に日本大学へ入学。同年の日本選手権200mバタフライで初優勝を果たす。大学2年時の2021年東京オリンピックでは同種目で銀メダルを獲得。2024年の世界水泳選手権(ドーハ)では、200mバタフライでオリンピックを含めて日本男子初となる金メダルを獲得する快挙を成し遂げた。
【主な成績】
【自己ベスト】
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| 発生日時 | 2025年11月21日 午前8時25分ごろ |
|---|---|
| 発生場所 | 東京都多摩市愛宕4丁目の一般道(制限速度30キロ) |
| 状況・被害 |
制限速度30キロの道路を時速88キロ〜108キロのスピードで走行し、対向車線にはみ出して対向車と正面衝突した。 被害として、対向車を運転していた60代の男性が顔面打撲や胸骨骨折などの重傷(約1カ月のけが)を負った。 |
| 発覚・対応 | 事故後、日本水泳連盟への報告を約9カ月間怠っていた。 |
| 司法処分 |
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連盟は4日、都内で倫理委員会を開いて処分を決定。通知書到達後から少なくとも2028年8月まで資格が止まり、春の代表選考会に出られないため、7月の五輪期間中も出場資格がない状態が続くことになる。公式サイトに掲載された「本多灯選手に対する資格停止処分の決定について」全文は、次の通り。
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本日、2026年11月4日(水)、本連盟常務理事会を開催し、本多灯選手に対する処分について審議いたしました。本連盟は、本連盟処分規程第4条に基づき、本多灯選手を21か月間の登録資格停止処分とすることを決定いたしました。
本連盟としては、今回の事案を重く受け止め、引き続きコンプライアンス教育の徹底を図り、再発防止と信頼回復に努めてまいります。
以上
令和8年11月4日
公益財団法人日本水泳連盟
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事故は昨年11月21日、東京都多摩市内の制限速度30キロの道路で発生。本多は時速88〜108キロで走行中、カーブで対向車線にはみ出し対向車と衝突し、60代男性に胸骨骨折などのけがを負わせた。今年9月の愛知・名古屋アジア大会の出場は辞退していた。
金子日出澄専務理事「一切忖度しない」
連盟への報告までは事故発生から約9カ月間のブランクがあった。金子日出澄専務理事は「危険運転致傷はかなり重大な事故と認識し、報告の遅れも重く受け止めている」と説明。「代表入りの可能性などを一切忖度しない。この決定は覆らない」と強調した。本人には弁明の機会を設けたが提出はなかった。
「事実上の引退勧告だよ」「永久追放でも良い」
厳しい処分の発表を受け、X(旧ツイッター)での反応も賛否が分かれている。
