東京五輪の選手村に「反日」横断幕を掲げただけでなく、福島産の食材を敬遠して選手村近くのホテルに「給食センター」を設置した。被災地・福島の風評被害を煽りかねない行為といえる。
習近平国家主席の中国は、国連事務総長が、東京五輪・パラリンピック期間中の休戦を求めた16日以降も、海警局船を尖閣周辺に侵入させた。大型で強い台風6号が接近した20日以降は止まっているが、通過後は再び侵入してくるとみられる。
在日米軍のケビン・シュナイダー司令官は21日、「中国はありもしない主権を確立させようとしている」「中国は攻撃的で悪意あるかたちでしか軍事力を使っていない」と中国を批判した。
五輪の意義を無視するような、周辺国の動向をどう見るか。
福井県立大学の島田洋一教授は「菅内閣がコロナ対策で支持率を下げるなか、周辺国は『今がチャンスだ』と動いているのではないか。日本にとって最も安全保障上のカギになるのは、中国が触手を伸ばす台湾だ。菅政権は、自由主義国との関係強化だけでなく、軍事演習など具体的な行動で示す必要がある。これ以上、周辺国の“自由”を許してはならない」と語っている。