「李在明=口は悪いが、反日で正義の人」というイメージは急速にしぼみ、「裏で薄汚いことをしているバラマキ政治家」との風評が強まった。それが「ラスト投票で大敗」の理由だ。
李知事はそもそも、与党内部で「非・文在寅派」に位置付けられてきたが、予備選開始早々に「文在寅経済路線の継承」を打ち出した。そして、李知事が「とりあえず」の勝者となるや、間髪を入れず文大統領が祝福のメッセージを出した。狸と狐がおんぶにだっこだ。
文大統領は「李知事が本番でも勝てそうなら、それでよし。疑惑が膨らみダメとなりそうなら、奥の手を使って…」の2段戦術ではないのか。
ゲシュタポを握る現職大統領は任期満了退任の瞬間まで、絶対に強い。大波乱はまだまだ続く。 (ジャーナリスト・室谷克実)
