ロシア、ウクライナ侵攻

侵攻反対派の石油王がロシア国内でまた不審死 プーチン氏よりヤバイ!?強硬派暴走か 民間人も標的 ウクライナ泥沼化で全面戦争に圧力

プーチン大統領(左)と並ぶマガノフ氏 =2019年11月(ロイター)

非情なウクライナ侵攻を続けるロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、国内ではより過激な「強硬派」に脅かされている。新興財閥オリガルヒ関係者の不審死が相次ぎ、「プーチンの頭脳」と呼ばれる思想家の娘も殺害された。「プーチン氏が最も恐れる存在」の影がちらついている。

会長が転落死

ロシアの石油大手ルクオイルは、ラビリ・マガノフ会長(67)が「重病で死去した」と発表した。ロイター通信は、1日に病院の窓から転落したと伝えた。

ウクライナ侵攻前後から、オリガルヒ関係者の不審死や自殺未遂が立て続けに起きている。

ルクオイルは3月、ウクライナ侵攻を「悲劇的出来事」とし、早期停戦や交渉による問題解決を呼びかけていた。強硬派の不興を買っていたことは確実だ。

8月19日にロシアの思想家、アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘、ダリア・ドゥーギナ氏が爆殺された事件では、ウクライナ国家安全保障会議のオレクシー・ダニーロフ書記がロシアの諜報機関、連邦保安庁(FSB)の関与を示唆した。「ロシアでは戦争への支持が低下しており、クレムリン(大統領府)は国民の動員を必要としている。FSBはロシアの都市でテロ攻撃を組織し、大量の民間人の死傷者を出すとみられ、ドゥーギナ氏はその列の最初だ」と指摘した。

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