先日、新刊を出させていただきました。「ただの人にならない『定年の壁』のこわしかた」(マガジンハウス)です。
発売から数日しか経っていませんが、寄せられた感想が意外なものばかりで驚いています。今回の定年本にもっとも反応してくれたのが30~40代の女性でした。これはまったく予想外。だって定年といえば50~60代の男性が反応すると思うじゃないですか。
私は本書で「定年後も働きましょう」と主張しました。貯金の食いつぶし生活より、長く働いた方が経済的にも精神的にも楽ですよと。ただし60歳を過ぎると「雇ってくれる」会社が一気に減ります。ならばサラリーマンのうちから「雇われずに働く」フリーランスになるための準備を始めましょう、と「定年後フリーランスのススメ」を書かせていただきました。
ほとんどのサラリーマンは「フリーランスとして働く」など自分には無理だと思い込んでいます。しかし時間を掛けて準備すれば十分可能、さあ一歩を踏み出しましょう! と、そんな私の〝あおりメッセージ〟に一早く反応してくれたのが女性だったというのは、彼女たちが仕事に愛着を持っていない証拠かもしれません。日本企業の将来は危ないなあ、と。
それはさておき、本書で紹介した「定年後フリーランスを目指す準備」の1つを夕刊フジ読者にも紹介しましょう。その準備の一歩は「自分自身の名刺をつくること」。会社の名刺は定年と同時に取り上げられますが、自分の名刺は定年後も使えます。それをいまのうちに作ってください。重要なのは「自分の職業」です。あなたは定年後まで使う名刺に「自分の職業」を何と書きますか?
