ッカーワールドカップ(W杯)で、崖っぷちに立たされている韓国代表の決勝トーナメント(32強)進出への道が、いよいよ完全な絶望へと向かっている。25日(日本時間26日)に行われたオーストラリア対パラグアイの一戦で、韓国のサッカーファンは「どちらでもいいから勝敗がつくこと」を切実に願っていた。しかし結果はまさかの0-0。両チームがリスクを冒さない消極的なドローに終わったことで、韓国の突破条件(場合の数)はさらに一つ消滅。韓国のネット上や現地メディアからは「談合を疑うレベル」「これで完全に終わった」と怒りと諦めの声が渦巻いている。
「お互いに攻撃しない…」談合を疑う無気力試合にネット大炎上
日本対スウェーデン、ドイツ対エクアドルの結果によってすでに2つの生存ルートを断たれていた韓国に、同じ日に行われたオーストラリア対パラグアイの試合が決定的な追い打ちをかけた。
韓国が決勝トーナメントに進むためには、他グループの3位チームが韓国(勝ち点3)の成績を下回る必要がある。そのため、この試合ではオーストラリアとパラグアイの「どちらが勝ってもいいから、とにかく勝ち点3を奪い合ってどちらかを脱落させてほしい」というのが韓国側の切実な計算だった。
しかし、試合は双方ともにリスクを回避するような、見応えのないドロー。これに対し、リアルタイムで試合を見守っていた韓国のサッカーコミュニティやSNSでは、やり場のない怒りと絶望の書き込みが殺到している。
- 「両国で引き分けにしようと合意でもしたのか?(笑) なんでお互いにまったく攻撃しないんだよwwww」
- 「オーストラリアとパラグアイは無抵抗ドローだな。はい、終わった。他のグループのチームもこれから全部こういう(安全策の)試合をしてくるぞ」
- 「オーストラリアとパラグアイ、どっちが勝っても韓国には有利になる試合だったのに、それすらしてくれないのかよ、クソ……」
1次リーグの全日程を終えている韓国は、残り「9つの生存シナリオ」のうち最低でも3つが満たされなければならない状況にあった。ファンたちの間では「毎日最低でも1つずつは条件がクリアされていかないと安心できない」と計算されていたが、このドローにより1日で一気に3つの生存シナリオが破綻したことになる。
💡 サッカー掲示板の悲痛な書き込み 「今日の1日だけで、(韓国が生き残るための条件が)一気に3つも消滅する危機に瀕している……(笑)。本当にホン・ミョンボ監督はとんでもないな。残り6つの条件のうち、これから3つもクリアしなきゃいけないのに、可能性が高そうなグループがもう一つも見当たらない。なんでこんな計算を今、ハラハラしながらしなきゃいけないんだ。はぁ……」
韓国メディアも絶望「最悪のシナリオが現実になった」
韓国の主要メディアも、このオーストラリアとパラグアイの引き分けを「韓国代表への致命的な悪材料」として一斉に報じている。
『ベストイレブン』:「韓国代表超非常事態、最悪のシナリオ現実に」
サッカー専門メディアの『ベストイレブン』は、「韓国にとって最も良いシナリオはオーストラリアの勝利だった。逆に引き分けは最も避けるべき結果だった。両チームが引き分ければ、どちらも勝ち点4に到達してしまうからだ。そして結局、その結果が出た」と絶望感を強調。 後半1分にオーストラリアのジャクソン・アーバインがイエローカードを受けたことで、フェアプレーポイントの計算上「パラグアイが1-0で勝利すれば韓国がオーストラリアを上回れる」という微かな希望も生まれたが、「終盤に決定機はあったものの、両チームともゴールキーパーの好セーブに阻まれ、結局0-0で終了した」とため息交じりに伝えた。
『KBSニュース』:「場合の数、また削除…G〜L組に期待するしかない状況」
地上波の『KBSニュース』は、「両チームの勝負がついてこそ得失点差やフェアプレー点数を比較できた韓国(勝ち点3、得失点差-1)の立場としては、不運な結果だ」と報道。 「A〜F組まで合計6グループが最終戦を終えた今日までに、各組3位チームのうちスウェーデン、エクアドル、ボスニア・ヘルツェゴビナ、パラグアイの計4チームが韓国に対する優位を確定させた」と現状を分析し、「明日明後日まで続く残りG〜L組の最終戦で、最低3チームが韓国より低い成績で3位になることを期待しなければならない状況」と厳しい見通しを示した。 なお、仮に韓国が劇的に32強に上がった場合、30日にE組1位のドイツと対戦するか、来月2日にG組1位チームと対戦することになる。
朝鮮日報:「韓国の32強への扉、さらに狭まる。3位争いは6位に転落」
また、朝鮮日報も「32強トーナメントへの劇的な進出を狙う韓国代表にまた悪材料が飛び出した」と報道。前半のジャクソン・アーバインのシュートや後半5分のマウリシオ(パラグアイ)のシュートなど試合のハイライトに触れつつ、「グループリーグを1勝2敗で終えたA組3位の韓国にとって、豪州-パラグアイの無勝負(引き分け)は最悪のシナリオだった」と断言した。
同報道では、韓国の生き残りをかけた「9つの条件」の現状を以下のようにまとめている。現在、上位3つがすでに「X(不成立)」となり、韓国は残り6つの中から3つの条件をクリアしなければならない”無理ゲー”に挑んでいる。
【大韓民国 32強進出の条件(9つのうち3つ成立で確定)】
- ❌ 1. E組 エクアドルとキュラソーが勝利しない(※エクアドル勝利で消滅)
- ❌ 2. F組 日本がスウェーデンに2点差以上で勝利(※引き分けで消滅)
- ❌ 3. D組 オーストラリアが勝利、またはパラグアイが1-0か2点差以上で勝利(※引き分けで消滅)
- ⏳ 4. G組 エジプトが勝利
- ⏳ 5. H組 スペインが勝利
- ⏳ 6. I組 セネガルが1ゴール差以下で勝利、またはイラクが4ゴール差以下で勝利
- ⏳ 7. J組 オーストリアが勝利、またはアルジェリアが2点差以上で勝利
- ⏳ 8. K組 コンゴ民主共和国が引き分けまたは敗北
- ⏳ 9. L組 ガーナが勝利
他国の勝敗だけでなく、もはや点差まで祈らなければならない生き地獄。奇跡の門は、いよいよ完全に閉じられようとしている。
◆各組3位暫定成績ランキング
※上位8チームが決勝トーナメント進出、下位4チームが敗退
| 暫定順位 | チーム | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | 勝点 | 状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | スウェーデン(F組) | 3 | 1 | 1 | 1 | 7 | 7 | ±0 | 4 | 突破決定 |
| 2 | エクアドル(E組) | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | ±0 | 4 | 突破決定 |
| 3 | ボスニア・ヘルツェゴビナ(B組) | 3 | 1 | 1 | 1 | 5 | 6 | -1 | 4 | 突破決定 |
| 4 | パラグアイ(D組) | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | -2 | 4 | 韓国を上回ることが確定 |
| 5 | クロアチア(L組) | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 4 | -1 | 3 | 残1試合(最大勝ち点6) |
| 6 | 韓国(A組) | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 3 | -1 | 3 | 全日程終了(勝ち点3確定) |
| 7 | アルジェリア(J組) | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 | -2 | 3 | 残1試合(最大勝ち点6) |
| 8 | スコットランド(C組) | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | -3 | 3 | 全日程終了(勝ち点3確定) |
| - | --------- | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 9 | カーボベルデ(H組) | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | ±0 | 2 | 残1試合(最大勝ち点5) |
| 10 | ベルギー(G組) | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | ±0 | 2 | 残1試合(最大勝ち点5) |
| 11 | コンゴ民主共和国(K組) | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 | -1 | 1 | 残1試合(最大勝ち点4) |
| 12 | セネガル(I組) | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 | 6 | -3 | 0 | 残1試合(最大勝ち点3) |

