高市早苗経済安保相は2日、岸田文雄首相(自民党総裁)のお膝元・広島市で開かれた講演会に登壇した。昨年から、各地の保守系有志が大阪や福岡、高知などで開催している会合の一環で、約1400人が参加した。「保守派のスター」である高市氏は国家の主権を守り抜き、憲法改正への強い意欲を示した。閣僚として岸田内閣を支える覚悟も語った。9月の自民党総裁選や、岸田首相による衆院解散の可能性を見据えて、自民党内ではさまざまな思惑が交錯している。広島の地元関係者からは、高市氏に期待する声が多く聞かれた。 (報道部・海野慎介)
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「(岸田首相に事前に)『広島市で講演するので、総理のお膝元なので…』と仁義を切らせていただいた。『頑張ってね』ということだったので、今日は安心してうかがった」
高市氏はこう語った。
広島の地元保守系の有志らでつくる「救国の凰(おおとり)を支援する会」主催の講演会には、約1400人が詰めかけたという。「凰」は、聖王の世に現れるという想像上のめでたい鳥である。
高市氏は先月、経済安全保障上の機密情報へのアクセスを官民の有資格者に限る「セキュリティー・クリアランス(適格性評価、SC)」制度を創設する「重要経済安保情報保護・活用法」を成立させた。高市氏は2022年8月の担当相就任後、同法の創設に力を注いできた。
SC制度は、経済安保上の情報漏洩(ろうえい)リスクを減らす重要な布石であり、すでに同様の制度を整える欧米との情報共有や民間企業の競争力強化に資することが期待される。
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